旅館経営の知恵
-リョケン研究員が
お届けする経営のヒント-
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ウィズコロナ期ホテル旅館のサービス
【食事会場編】お待たせしているお客様への対応
旅館ホテルの感染症対策
【Q】バイキング会場のオープン時にはすでに入場待ちの長い列があり、入場まで1時間待っていただく場合もあります。 お待たせしているお客様にはどのような対応をすればよいでしょうか。
【A】通常の運営に比べると、受付やご案内時の説明でも、感染対策の対応のために時間がかかりがちです。書面の工夫などを含めて、ご案内の手順を改善をしているとは言うものの、お客様が重なれば、予想を超えて待っていただかなくてはならない状況も生まれます。
食事会場に限らず、お待ちいただく場面で重要なことは、
《状況を伝えること》+《待ち時間中のご不便への対応》+《経過報告》です。
お声がけの例
「本日はありがとうございます。ただ今、料理台まわりの混雑を避ける関係で、5組ごとにご案内しております。お待たせしておりますことをお詫びいたします。お席へのご案内まで10分ほどでございます。」
*最大15分の設定。20分以上の待ち時間予測の場合は、並んでいただかない方法、例えばお部屋か携帯電話にご連絡する方法も用意しておきましょう。
「本日ご用意しておりますお料理のメニュ―をお持ちいたします。地元料理もご紹介しております。ぜひご覧くださいませ。」(料理メニュー・料理の説明・有料飲み物メニューなど、お席へ持って行っていただけるプリントをお品書き代わりにご用意しておくのもよい方法です)
「ご妊娠中のお客様、おみ足を痛めていらっしゃるお客様などに、いすをご用意しておりますので、お申し付けくださいませ。」
「ご案内まで、あと10分(15分)ほどでございます。おそれいります。」
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