株式会社リョケン

旅館の商品整備事例

元気印の旅館紹介2020

旅館の商品整備事例(2020年・8軒)

2020年にリョケンがお手伝いした旅館の商品整備事例をご紹介します。

遊休施設となっていた旧食事処を需要の高い露天風呂付客室2室へリニューアルし、顧客満足度と売上の向上を実現。

■ 三重県/鳥羽市 石鏡第一ホテル神倶良

約60平米の露天風呂付2室「潮騒」「夕凪」はハリウッドツイン仕様のベッドと広々としたソファをリビングに配しているのが特徴的で、ご夫婦やカップルでくつろいでいただくための2名専用の客室です。

テラスには眼下に広がる伊勢湾を眺めながら浸かることのできる露天風呂を設けました。

最上階層10階・11階を趣の異なる6タイプのプレミアム客室へリニューアル、多様化する個人客のニーズに対応。建物の耐震補強工事を同時に実施。

■ 福島県/飯坂温泉 飯坂ホテルジュラク

今回のリニューアルでは「福島の空」をテーマに、現代的な快適性を実現するため、東北・福島を切り口として地域の魅力を活かし、個人・グループ・ファミリーのお客様が、ゆっくりお寛ぎいただけるよう、旧センター棟の10階・11階を大規模リニューアルし、5タイプ30室のプレミアムフロア「SORA」として、生まれ変わりました。

 

SORA最高グレードの露天風呂付き客室です。

一人では持て余すほどの、広々とした浴槽から、その周りを囲む障子戸を開ければ摺上川沿いの飯坂温泉を一望できます。

風情ある飯坂の街なみを見渡す角部屋です。和モダンな内装に非日常を存分に味わえる贅沢な一室です。

スタイリッシュでありながらレトロな飯坂を感じられる内装はどこか懐かしさも感じられます。

プレミアムフロアとテラスオープンで新たな顧客層の開拓と単価アップを目指す。

■長野県/鹿教湯温泉 斎藤ホテル

木のぬくもりをデザインした客室と廊下では「自然との調和」を感じることができます。また、上田市の魅力を客室からも感じていただこうと、真田織に所縁のある日本三大紬の一つ上田紬を内装の一部に使用しました。滞在型のお客様を想定し、流し台や給湯コーナーも使いやすく整備しています。

プール前のスペースには、テラスを新設しました。豊かな緑とせせらぎの環境のもと、専属トレーナーによるストレッチプログラムを実施しています。このほかにも、温泉街で経営する「さいとう菓子工房」によるアフタヌーンティーセットの提供など、新たな過ごし方の提案をしていく予定です。

小上がり個室会場からイス・テーブル式の食事会場へ。
席数の増加と動線の改善による効率運営とお客様満足の向上。

■鳥取県/皆生温泉 皆生グランドホテル天水

新たに誕生したイス・テーブル席は50席。
お客様の視認性を高め、サービス提供がしやすいホールになりました。
また、厨房内で洗浄が完結できるよう、新規洗浄機の更新や厨房内のレイアウト変更も行ないました。
さらに、お客様用通路の一部を改修して、食器庫や下膳一時置きパントリーにするなど、作業効率を向上させました。
従前の夕食・朝食におけるバイキング提供の価値を高めるために着手した計画でしたが、計画から着工に移る時期と新型コロナウィルスの影響の高まりが重なり、フルビュッフェ形式で行なう予定を変更。
夕食は「渚のおもてなし料理」と題したコロナ対応を意識した料理提供でスタートをしました。「旬菜箱」の前菜とお酒で食事をスタートすることで、ゆっくりとお食事を楽しむ時間の流れがつくられ、一品一品のお料理を堪能していただけることに繋がっています。

新たな客室棟「漣のはなれ」2室の増築により、新しく「別邸」ブランド が誕生!常に進化し続ける汀渚ばさら邸の今後に注目。

■三重県/賢島温泉 汀渚 ばさら邸

新客室棟は、「天月」「星見」と名付けたスイートタイプの客室2室からなり、大きな窓越しに穏やかな英虞湾の風景を眺めることができます。
「天月」には、前面に英虞湾が広がる展望風呂に、広々としたバスリビングを配しました。
さらに、温泉を楽しみながら空を仰げる幻想的な天窓を設置しました。「星見」には、2階に屋上テラスを設置。
客室内やバルコニーからの眺めを楽しむだけでなく、屋上で海風を感じながらゆったりと過ごすことができます。
敷地内には専用の桟橋を設置し、クルーザーやレジャーボートの停泊が可能となりました。
これにより、さらに多様な過ごし方を提案できるようになりました。

汀渚ばさら邸/漣のはなれ 汀渚ばさら邸/漣の離れ「天月」

既存客室3室および貸切風呂2箇所のリニューアル。 地元の建材・工芸品を取り入れた個人客ヘ向けた商品整備を実施。

■富山県/砺波市 庄川温泉風流味道座敷ゆめつづり

既存の貸切風呂2箇所を木材を基調とした古民家調の「きのか」と、ゆめつづり様の眼前を流れる庄川周辺の採石場で採掘された「金屋石」を取り入れた「ほのか」にリニューアルしました。

貸切風呂の「ほのか」は浴槽内を照らすライトアップと金屋石を利用したオブジェを配した石庭が特徴の貸切風呂です。

新客室は既存の客室3室を日本の伝統色である「あかがね」「くじゃく」「ぎんねず」の名前をモチーフに、それぞれ色調に合わせた客室に仕上げています。

「あかがね」の客室は、あかがね色を基調とした客室で、和の空間を大切にしながら壁紙や照明などでお部屋の雰囲気をモダンに演出しました。地元の伝統調度品も空間に彩を添えています。

ゆめつづり「あかがね」

増築によるダイニング及び庭園テラス&半露天風呂付客室の新設と既存のロビーまわりをリニューアルし、新たなブランド「ときわの宿 浜とく」としてオープン。

■ 福島県/いわき湯本温泉 ときわの宿 浜とく

増築棟の2階に32卓のダイニングを新設しました。
卓ごとの間隔にゆとりを持たせた客席と、オープンキッチンでのシズル感ある演出が特徴で、夕食は会席料理、朝食はバイキング形式で提供しています。

開業準備中に 「料理」 「サービス」 についての研究とロールプレイングを行い、お客様評価向上を目指しています。

これまで分散していた食事会場を一ヶ所に集約し、メイン厨房とダイニングを併設させ、出来立ての料理を提供できるようになりました。

浜とく「徒季和」

増築棟3階に、新客室5室を新設しました。

景色を見渡す庭テラスと、半露天風呂付の贅沢なしつらいになっており、3室はツイン+デイベット、2室はツイン仕様です。

和室のリビングは天井を高くすることで、広々とした開放感を感じさせます。

浜とく「蒼館・花遊」

耐震工事によりお客様の安全の確保を図るとともに、ロビーラウンジを中心とした旅館全体のイメージアップと長年の課題解消を実現。

■ 兵庫県/城崎温泉 ホテル金波楼

ラウンジの突き当りにあり、海に面していたコンベンションホールの控え室を廃止し、広大な日本海と龍宮城伝説が残る後ヶ島を望む「龍宮テラス」を新設しました。ガラスのベンチを設置し、絶景の写真スポットとして整備しました。

ホテル金波楼/龍宮テラス

「岬の館」最上階(7階)の特別室と特別洋室をリフレッシュ改装し、イメージを一新しました。このほか、耐震改修に伴う長期休業期間を利用して長年懸案となっていた厨房の作業性と衛生管理面の改善などを行っています。

ホテル金波楼708号室