2008.1.15 No.706
[カテゴリ:139)経済動向]
ジャンル:経済動向
新しい価値創造への挑戦
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2007年の世相を象徴する昨年の漢字は「偽」が選ばれました。揮毫した京都清水寺の森清範貫主は「このような字が選ばれたことは恥ずかしく悲憤にたえない、己の利ばかりを望むのではなく、自分を知り、自分の心を律する気持ちを取り戻してほしい」と最澄の言う「忘己利他」を説いています。
競争万能社会のなかで、政治・経済・社会と全ての面で自分勝手が横行し、人々は日常生活のなかで規範意識=モラル・道徳心を失いつつあります。「偽」が選ばれた背景には、人にとって最も大切な信頼関係の欠落があるのです。互いに信頼し合い恥を知り惻隠の情を尊ぶ、日本の良さをどう再構築していくのか私達に突き付けられた大きな課題です。
