株式会社リョケン

旅館経営の知恵

-リョケン研究員が
お届けする経営のヒント-

ウィズコロナ期のサービス
【バイキング会場でのお声掛け】

旅館ホテルの感染症対策

今回は旅館ホテルにおけるウィズコロナ期のサービス「バイキング会場でのお声掛け」についてです。一方通行を理解いただけていないお客様へのお声がけについて事例を基に考えてみましょう。    

【Q】一歩通行になっているバイキング会場で横入りするお客様がいます。どのような言葉で注意したらよいでしょうか?

バイキング会場で料理を取りにまわる方向を、一方向にお願いをしている場合もあります。密を避けるためには必要な手立てなのですが、お客様には理解いただけてないことがあります。

 

 

[誤]恥をかかせてしまう可能性のあるお声掛け

「お客様、こちらでは時計と反対回りにお進みいただくようにお願いをしております。」

 

このようにストレートに言ってしまうとお客様は恥をかくことになります。

あるいは、そのお客様はスプーン1つを取りに来ただけかもしれません。

 

 

[正]お客様に恥を欠かせない配慮のある言葉掛け

「お客様、私どものご説明が足りず失礼をいたしました。

時計と反対回りにお進みいただくように、お知らせしております。

ご協力ありがとうございます。」

 

こんなふうに申し上げるとそのお客様は恥をかかずに済みますし、また万が一何かご事情がある場合には私たちにそれを伝えることができるのです。

 

「すいません。わかっているんだけれど、スプーン取りたいだけなんだけれど…」と仰れば

「かしこまりました。では私がお持ちいたします。」と伝えることができます。

 

 

心がけたい基本の3つのポイント

①配慮の言葉

②お知らせ

③感謝です

 

 

このルールをしっかり頭に入れて、どんな場面でもお客様に理解されやすいようお声掛けをしていきましょう。

 

 

 

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